繰り返し。

2005年11月30日
また同じことの繰り返し。

仕事でたくさんお酒を飲まされた。
奈々子にとってお酒は、嫌なことを忘れさせてくれるもの。
保険の元彼のことで最近すごくイライラしてた。
大量のテキーラを飲まされて、出勤して1時間で奈々子は潰れた。

もう何もかもが嫌になった。
でも、寂しい。
誰かにそばに居て欲しかった。

かなり酔ってろれつもまわってないのに、電話した。

「今から家行っても良い?」

相手は奈々子が酔ってることはすぐにわかったみたい。

「気をつけておいで」

奈々子はタクシーでその人の家に行った。
その人が奈々子を好きなのは知ってる。
会えば、「好きやねん。」っていつも言われた。
だけど、奈々子はその人を好きじゃない。
友達としては好き。
でも、恋人としては考えられない。

家に着くなり、奈々子はその日の愚痴を言い続けた。
何も言わずに、奈々子の話を延々と聞いてくれた。
頭を優しく撫でてくれた。
嫌なことを忘れることが出来るなら、もうどうでも良かった。

いつの間にかキスしてた。
何度も何度も。
キスだけで終わるはずないよね。
抵抗する力もなく、奈々子はなすがままだった。

「俺は幸せやけど、不幸せでもある。」

って言われた。
ごめんね。

奈々子はやっぱり元彼が好き。

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