2005年11月12日
保険の彼氏から別れ話を切り出された。

「もう奈々子を待てません。俺は違う人と付き合うことにした。奈々子のこと好きやけどもう決めたから。」

「俺は奈々子しか見えない」
と豪語していた彼もまた奈々子と同じなのだ。
好きな人に足りないものを他で補う。

確かに、彼には悪いことをしたなとは思う。
広い心で奈々子の悪いところも良いところも受け止めてくれた。
彼を心の底から愛せたら奈々子は幸せになれたんだろう。
彼以上に奈々子を好きになってくれる人は当分現れることはないだろうと思う。

彼の告白を素直に受け入れた。
奈々子のもとを去っていく人たちを止めたりは出来ない。
彼らが決断したのだから、そこに奈々子の意思は必要ないと思うから。

だけど、彼は違った。
引き止めて欲しかったらしい。

「好きでいてくれた実感がない」

と言われたが、奈々子は彼の告白を受け入れるしか出来ない。
考え方の違いで少し口論となった。
わだかまりを修復出来ないまま、口論の途中でメールは途絶えてしまった。

彼には幸せになって欲しい。
ただ、奈々子は日々そう願う。

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